おもちゃドクターになるには

【資格は不要】

資格や免許はいりません。おもちゃドクターになろうと決意すればいいだけです。

まずは毎月開かれている病院を見学してください。飛び込みでも構いませんが、事前に連絡いただければ十分な対応ができます。

インターンとして参加し、続けられそうと思われたら入会してください。開院は月1~2回程度で随意参加です。

年会費は1000円(ボランティア保険料に充てられます)。他に日本おもちゃ病院公認のエプロン2,200円(開院時に着用。自作で似たようなエプロンを使っている方もいます)。

不定期におもちゃドクター養成講座(初級)も開かれます。必須ではありませんが受けておくと修理のコツなど参考になります。中級、上級と進めばスキルアップに役立ちます。

【使う道具は?】

・半田ごて、半田、こて台

・ラジオペンチ、ニッパー

・ドライバー(プラス、マイナス)

・ハサミ、カッター、接着剤

・テスター

・机に敷く布

最初はこの程度から始め、必要に応じて徐々に増やせばいいでしょう。

【楽しく仲良く】

 長崎おもちゃ病院は、現在、拠点をもたないので、年間スケジュールによる出張開院で運営しています。書類やパーツ類、入院中のおもちゃ等の運搬や会場設営、撤収は手分けしてやっています。積極的に協力をお願いします。

修理は習うより慣れです。最初は簡単なものから取り掛かり、徐々に新しいおもちゃにチャレンジしましょう。

 修理に取り掛かったものの、手に負えないときもあります。そんなときは他のドクターへ引き継いでもいいですが、できるだけ最後まで自分で直すよう心がけてください。困ったり、わからないときは先輩ドクターに相談すれば丁寧に答えたり、手伝ってくれます。必要な道具を貸してくれたり、パーツをわけてもくれます。

 逆に自分にできることは他のドクターのために役立てください。助け合って「楽しく仲良く」やりましょう。